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ラミーとリネンの違い 暖簾に落款や関防印を入れるメリット サイトマップ
旅館や居酒屋などでみかける暖簾ですが、日本独自の文化です。
和室や和風の場所にあるものというイメージがありますが、現在では洋風、
和風問わずいろいろな生地やデザインのものがあります。
空間の仕切りに利用する以外にも、ロングタイプだと空調の効率を上げるために
利用することができるので、なにかと便利です。
古くから日よけや看板代わりに使われていた歴史があり、また
暖簾の色によってどんな品物が売られているか判別できるため便利に用いられてきましたが、
そんな暖簾も現代では 遊び心のあるアイテムを取り入れることでオシャレな看板として利用されています。
そのアイテムの1つが落款や関防印をデザインした暖簾です。
落款は本来、書画が自分の作品であることを証明するために用いられますが、近頃は年賀状や絵手紙などに
ワンポイントとして使われるようになっています。暖簾にもこの落款を使用することで、
そこでしか見ることのできないオリジナルなものになります。
種類はいくつかあり、姓名または氏名を彫刻したものを白文印といいます。
文字が白く抜けているのでこのように呼ばれます。これに対し雅号を掘ったものを朱文印といい、
文字の部分が朱いのでこのように呼ばれています。
落款には種類があることを説明しましたが、一般的な印鑑とはまた違った意味合いや使われ方をしています。
本来、書画に入れるものは決まっており、正式に使用するには入れる箇所やサイズなど細かな作法がありますが、
ワンポイントに使用されているものに印章としての機能はないため、形式にこだわらず楽しむために使うことができます。
たとえば犬や猫の肉球をデザインしたものをワンポイントにしたり、お店で販売している商品をデザインして用いれば
看板としての宣伝効果を上げることができますし、見る人の印象に残りやすいといえます。
近頃は漢字をデザインしてTシャツに印刷することもあるので、そういった感覚で自由にデザインした漢字を用いるのもオシャレでステキです。
暖簾を取り扱っている業者によっては、すでにデザインされたものがある場合はサービスで入れてもらえるところがありますし、
オリジナルの落款を作成してみたいと考えている人には作り方を紹介しているサイトもあります。
また紙にデザインしたものをトレースしてシルクスクリーン技術などによって
暖簾のデザインに組み込むこともできるので、興味のある場合はサービスを提供している業者に相談してみるのもよいです。